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執筆者の写真kaikoma

1月3日登山道状況

年末年始は沢山の皆さまと楽しい時間を過ごすことができました。改めまして御礼申し上げます。

2日の夜も少しだけお正月気分を味わっていただきました。



さて、年末年始勤務を終え、本日小屋スタッフが下山いたしました。現在の黒戸尾根登山道状況をお知らせいたします。


雪は笹の平あたりから出てきます。

やはり12月30日の雨の影響が大きいです。

刃渡りまでは凍結した地面の上にうっすらと雪や砂が乗っている状態で、非常にいやらしい感じです。


我々はチェーンスパイクを使用しましたが、ところどころ爪が効かない場所もありました。アイゼンを使えばいいのかというと、それもかえって疲れるようなコンディションです。

登山時は問題ないでしょうが、下山時は注意が必要です。


刃渡りからはしっかりと雪の上を歩きます。


刀利天狗下の鎖場は凍結が目立ちます。

やはり下山時は注意が必要です。


五合目から上も積雪は少なく、凍結箇所も目立つようになってきました。

我々はチェーンスパイクを使用しましたが、登山者の多くは五合目からアイゼンを使用されています。ご自身の力量に合わせたギアのチョイスをしてください。


年末年始はスタッフは山頂まで行っていませんが、お客様から状況を伺いました。

総じてコンディションは良いようで、トレースもしっかりと入っているようです。

登頂するにはチャンスと言える状況だと思います。


しかし7日に気圧の谷が入り、その後は強い寒波となるようです。また状況が大きく変わりますのでご注意ください。



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