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11月12日の日記

執筆者の写真: kaikomakaikoma

更新日:2019年11月18日

台風19号が上陸、各地に大きな被害をもたらしてから早くも1ヶ月。


ここ黒戸尾根の五合も大きく崩壊し立ち入り禁止の処置をとってから1ヶ月。

冬の通常営業に向けたヘリの荷上げも無事に済んで、登山者のない今しか出来ない事をやり、冬仕様の七丈小屋へ移行。


パンパンになったストッカーの中の食材が、アレよアレやと減っていくのが待ち遠しい。


昨日は昼前から雪がチラついて、昼過ぎには遠雷が聞こえてきた。


いよいよ雷が近づいてきた頃には雹が凄まじい音で激しく小屋を叩きつけた。



激しい雷も落ち着いた頃には小屋前は3cmほどの積雪となった。



いよいよ冬である。


いつもならそろそろ、水源からの水も止めて来春まではストックした水と雪を溶かして生活水にする。

その為に雪を心待ちにするのだけど、今年は少し遅れてほしいと願う。


五合の復旧に大きく影響するであろうまとまった降雪は、今年ばかりは待ってもらいたい。

と、思うのも全くもって勝手な話だけど、、、。


昨夜は雪が止んでから、19号を思い出すような西からの凄まじい風で恐ろしくなかなか眠れなかった。

強風に耐える小屋の梁の一つにでもなったように身体にチカラが入ってしまった。


今朝は一転快晴。


風は多少残っているがそれほどでもない。


気温もどんどん上がる。

屋根の雪が雪崩れる。


明後日も天気が崩れる予報だが、無力に勝手に祈るしかないな。



今年初の雪掻きをしようかな。




 
 
 

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© 甲斐駒ヶ岳七丈小屋

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