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2月22日の日記

  • 執筆者の写真: kaikoma
    kaikoma
  • 2020年2月22日
  • 読了時間: 2分

時期の割には生暖かい日が続いている昨今、道の状況を。


尾白の登山口からしばらくは春を感じさせる里山の雰囲気を味わいながら登る。



木陰から望む甲斐駒はまだ冬の装い。「ナメてかかるなよ!」とすごまれている様だ。


笹平分岐から少し行くと道は凍結箇所に入る。



ここからほとんど土を踏む事なくひたすら氷の上を歩く事になるので、アイゼンを装着。

八丁の急登に喘ぎ、刃渡りへ。



ここもカリカリ。

慎重に。

ズコッと踏み込む事はないので楽は楽だがアイゼンでもしっかり踏まないとスリップしそうな硬い凍結面。


なんでもないところでの転倒も、危険な箇所での転倒も、いずれも避けたい。

アイゼンの装着やベルトの緩みを今一度確認してほしい。


五合からもずっと硬い雪面と氷の道を登る。



梯子場等の前後は凍結しているので、細心の注意をはらって登降してほしい。



約1週間前の下山時、小屋から土砂降りの雨だった。カッパを羽織って下山したけど撥水性が落ちていたか、内側の服が濡れてしまい下山後に恐ろしいほど体が冷えた。車には着替えもあるし家も近いしナメていた。

この時期雨に降られることはそうそうないにしても、服を濡らすことは死に繋がることと改めて感じた。下山だから良かったけど、登りなら撤退だろうな。


これから春になれば気温も緩み、雨に降られる事もあるだろうけど、気温が高くても風に吹かれると驚くほど冷えるのでしっかり気をつけたい。



小屋番の私もついつい横着してしまう。その辺、改めて気にかけようと思った先日の雨でした。

 
 
 

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© 甲斐駒ヶ岳七丈小屋

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