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執筆者の写真kaikoma

6月7日 甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山道情報


本日、関東甲信越まで梅雨入りしたようですね。

甲斐駒ヶ岳七丈小屋周辺も、いまは雲のなかです。今朝の登山者の話では、頂上は雲海の上だったとのことで、南アルプスの山々や富士山などを見渡すことができたようです。

足元は少し悪くなりますが、これから梅雨の季節は高山植物の種類が増えてきます。

刃渡り付近では、イワカガミが満開になっています。

現在の甲斐駒ヶ岳黒戸尾根の登山道状況です。

七丈小屋までは雪はありません。

雨や霧でハシゴや鎖場が滑りやすい時もありますので、十分に気をつけてください。

七丈小屋から八合目までは、雪の斜面を登るところがあります。

多くの登山者の皆さまがチェーンスパークや軽アイゼンを装備されています。また手にはピッケルやストックがあれば安心でしょう。

写真の右に伸びている尾根が黒戸尾根です。尾根の上に雪が残っているのが分かります。

八合目から上は、ほぼ夏道が出ている状況です。

山頂から北沢峠までの道も、まだ雪がある場所がありますので山を越える場合は十分に気をつけてください。

伊那側に抜けるバスは歌宿までの運行ですが、来週15日から北沢峠まで利用できます。また23日には広河原経由で甲府方面にも出ることができます。

七丈小屋ではご宿泊の皆さまには事前のご予約をお願いしております。

ご利用前にぜひご連絡をお願いいたします。

現在は積雪のため、水場を利用することができません。早くて来週後半ごろに開通できそうですが、まだしばらくご不便をおかけいたします。このような状況から、二食付きでのご利用は、6月後半頃からとさせていただきます。あらかじめご了承下さい。

なお、ご宿泊の皆さまには水を無料でお分けしております。テント泊の方にも無料で2リットル程度お分けできる状況です。

第一テント場の雪はなくなりました。第二テント場は半分ぐらいがまだ雪に覆われています。

合計で2人用テントであれば15〜20張り程度可能です。混み合うときは声を掛け合ってご利用下さい。


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