top of page

6月 黒戸尾根の森

執筆者の写真: kaikomakaikoma

本日は甲斐駒ヶ岳も終始雨模様で肌寒い一日。そんな雨降りの今日は、辛抱強く晴れ間を待ちながら、最近撮影した写真を振り返ってみました。

黒戸尾根といえば、標高差もありハードなルートというイメージをお持ちの方も多いかもしれません。ですが、実はきつい登りだけでなく、緩やかな登山道歩きも楽しめる森も広がっています。

尾白渓谷から笹の平、また刃渡りまでのルートでも、静かで植生豊かな森林を存分に味わう事ができます。

ミズナラ、ブナ、シラビソ、ツガ、カラマツなど、歩みを進めるごとに移り変わる森の木々。

梅雨の時期は、植物たちも元気な季節です。

透き通るような淡いブルーが美しいコアジサイ。

岩陰に鮮やかな黄色が映えるキバナノコマノツメ。

可憐にひっそりと咲くツバメオモト。

この他にも様々な高山植物に出逢える黒戸尾根。1日のんびりと観察しながら歩いていただくのもおすすめです!

〈登山道情報〉

現在小屋から甲斐駒ヶ岳山頂までの間では、主に八合目下の斜面に残雪が残っています。心配な方は軽アイゼンまたはチェーンスパイクの装着、ストックの持参をおすすめします。 

また山頂〜仙水峠方面への登山道に残雪はありません。夏道の利用も可能となっています。

今週末からいよいよ南アルプス林道も開通し、黒戸尾根〜北沢峠への縦走後のアクセスもさらに良くなります。ぜひこの夏は甲斐駒ヶ岳へお出掛け下さい!


閲覧数:1,262回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page