7月は大変多くの方にご利用いただきありがとうございました。
スタッフは連日の歩荷や睡眠不足にもめげずに頑張ってくれました。
そして何より、皆さまからいただく「ありがとう!」「また来ます!」といったお声掛けにずいぶん励まされました。7月後半は一部の商品が欠品になっていましたが、早くて今週にはヘリによる荷上げを行いますので、在庫にも余裕が出てきそうです。
↑ある7月週末の甲斐駒ヶ岳山頂!
さて、我々にとっては怒涛の7月が終わりましたが、まだまだ夏山真っ盛りです。
南アルプス全体的な傾向なのかもしれませんが、7月はどの小屋もかなりの混雑となっているようでした。しかし8月になると少し落ち着くようです。七丈小屋も例外ではなく、8月に入ると7月ほどの大混雑は今のところなく、まだ余裕がある状況です。
そこで声を大にして皆さまに言わせてください!
「8月もぜひ甲斐駒ヶ岳黒戸尾根にお越し下さい!」
特に首都圏にお住まいの方々にとっては、黒戸尾根の登山口は最もアクセスが便利な日本アルプスの登山口です。以前に紹介させていただいた公共交通機関を使用した登山プラン(詳しくは「アクセス」のページをご覧ください!)が大変好評で、「こんな方法で来れるなんて知らなかった!」という感想をたくさんいただきました。
無理のない首都圏発着1泊2日で、甲斐駒ヶ岳の縦走という大きな登山をぜひお楽しみ下さい。
また初めて黒戸尾根を登山をされた多くの方から、「厳しいルートであることは間違いないけど、こんなに歩きやすいとは思わなかった!」「道がしっかり整備されていて、ハシゴや鎖場も少し怖かったけど安心して登れた!」といった感想を聞いています。「素晴らしかったー!」と満面の笑みを浮かべてお戻りになる登山者をお迎えすると、本当に誇らしい気持ちになります。
だからといって登山の初心者が簡単に来れるルートではありません。しかしこれまで少しづつ、一生懸命経験を積み重ねていった皆さまにとっては、ひとつの目標となるルートとなるのではないでしょうか。決してやさしい登山ではありませんが、とても充実した時間を過ごしていただけると確信しております。
1泊2日で甲斐駒ヶ岳の登頂(黒戸尾根往復・北沢峠抜け)だけでなく、黒戸尾根登山、北沢峠下山、仙丈ヶ岳往復の2泊3日は本当に充実した縦走となります。
週末には日本登山医学会の国際山岳医・看護師の皆さまのパトロールもあり、小屋にご宿泊の皆さまには先生からのミニレクチャーを受けていただくこともできます。
8月はゆったりとくつろげる七丈小屋へ、ぜひお越し下さい!
ご予約、お待ちしております!