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執筆者の写真kaikoma

甲斐駒ヶ岳ブルーの1日


2月14日、気づけば本日はバレンタインデー。お客様から差し入れにいただいたチョコレートを頬張りながら、今日も吹きだまりの雪かきからスタートしました(^^)

今朝も清々しい青空が広がり、日中は最高マイナス2度まで気温も上昇。午後からは少し風が出てきましたが、比較的穏やかなお天気となりました。

小屋前からの山頂方面も甲斐駒ヶ岳ブルーがとっても眩しく、また北アルプス方面もすっきり晴れ渡って素晴らしく綺麗でした!

昨日山頂往復されたお客様より何枚か写真をいただきましたのでご紹介します。

こちらは小屋上テント場上部の斜面を上から見た様子です。昨日の時点では比較的雪面は締まっていて、足首上ぐらいまで埋まる程度だったとの事。小屋からスノーシューで出発したものの、すぐにアイゼンに切り替えたそうです。

八合目から見上げる九合目方面。

九合目上部。上から見下ろした様子です。ルートは岩と岩の間の赤印から上がって来ますが、手掛かりが無くこの日一番緊張されたポイントだったそうです。風が強い日は上ってきたトレースも消えてしまう事もありますので、下山時は特に注意が必要です。

山頂手前のスラブ状の箇所では風が強く岩場が露出しています。アイゼンの引っ掛けには要注意の場所です。

マイナス15度を下回る寒風の中、充実の登頂! 

この時期小屋からの山頂往復にかかる時間についてお問い合わせをいただくことがあります。実際は天候や積雪条件、また登山される方の力量や経験によって本当に様々です。厳冬期でも4時間ほどで下りてこられる方もいれば、6時間、またそれ以上かかって戻って来られて、ゆとりを持って連泊される方もいらっしゃいます。もちろん天候条件等の影響で下山せざるを得ない場合もあるかと思います。それでも真冬の黒戸尾根を楽しんでいただけるかどうかは、登山されるご本人の正しい判断と準備次第で大きく左右されると感じます。

無理のない計画で、この季節ならではの甲斐駒ヶ岳を存分に楽しんでいただきたいと思います!


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