ここ数日、朝に外に出るともわっと暖かく、慌てて寒暖計を見ればプラス10℃と言う気温。
お陰で雪解けは勢いを増してますが、上の様子も気になるところ。
山頂辺りまで出掛けてみました。
テント場。
雪面も整地してあるし、雪のないところも増えて数張りは余裕で張れます。
ザラメの雪を踏みながら登ります。
今年は雪が少なく雪解けも早く、、、と言ってもまだまだしっかり雪です。
八合目付近。
岩と岩の間にはまだまだ雪が詰まってます。
今日は風もなく日差しが強い。半袖でちょうど良い感じ。
アイゼンがビシッと決まる一歩もあれば大体がズルズルで、時にズボッと潜ります。
ほら。
岩ごろの箇所は雪の中が空洞になっていてスコッと入ります。
特に下りは体重が乗るのでよく踏み込みます。
注意!
核心部のルンゼはすでに夏道がメインになりました。
ルンゼ下部。
ステップが崩れやすいザラザラな雪面。
しっかり踏みながら一歩一歩登りたい。
ルンゼ上部は岩が出ていて氷とミックス。
下りは特に慎重に。
いつもの場所から振り替えって富士山にこんにちは。
頂上直下。
最後のひと登りは快適な雪面。
風の強い日は煽られないように注意。
この日は半袖で、しかもサングラスも忘れて登ってしまった。
山頂への往復だけで顔がヒリヒリするくらい。
日焼け対策やサングラスは忘れずに。
あと、手袋は暑いので脱いでしまいがちだけど、この時期の雪面はうっかり手をつくと擦り傷負うこともあります。
薄手の手袋でも必ずつけましょう。
もちろんピッケル持つ手を怪我しないためにも。
万が一踏み抜いて抜け出すのに難渋することも多々あり。そんなときに素手では辛いしね。
雪も緩めば気も緩むこの時期。
ミスのないよう慎重に。
街は初夏を思わす陽気だとか。
まだまだ雪を楽しめますよ。