昨日入山した小屋番のづめです。
ここ数日の麓の日中は夏日の陽気で、暑さに慣れていない身体には堪えるくらい。
しかし日が暮れればヒンヤリする気温に。
寒暖の差が激しいです。
早朝、登山口から登り始めですでに蝉時雨。
初夏ですねえ。
麓はまたまた暑くなりそうな日でしたが、山は登るにつれて高度以上にヒンヤリしてきました。
1800mから上はガスに包まれ、半袖で登っていると皮膚が冷たくなってきました。
その時すれ違った登山者に山頂の様子を聞けば、わりと抜けていてよかったとのこと。
丁度、甲斐駒ヶ岳の頭からヘソの辺りがガスっているようです。
ガスの中でも鮮やかに群生するイワカガミ。
足を止めてしまう。
今朝の気温は5度。
日乃出もきれいで山頂も最高だったようです。
が、またガスが、、、。
霧に包まれた森はとても魅力的ですが足元や周りに気を配って。
笹平から刃渡りの中間辺りの斜面で、大きな倒木が倒れきれずに隣の木にもたれかかっています。
近々処理する予定ですが、気付いたら一応気にして通過してくださいね。
いきなり倒れることはないでしょうが念のため。
最近はイヤホンをしている登山者も見かけますが、ちょっとした音で危険を察知して回避することが山では重要。
森の中の音も中々良いものです。
自身の呼吸と森の音を楽しみながら、幾らかの緊張感と共に歩いてもらえたらと思います。
あと、日帰りでも羽織るものは是非お持ちください。