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執筆者の写真kaikoma

6月14日の日記


昨日入山した小屋番のづめです。

ここ数日の麓の日中は夏日の陽気で、暑さに慣れていない身体には堪えるくらい。

しかし日が暮れればヒンヤリする気温に。

寒暖の差が激しいです。

早朝、登山口から登り始めですでに蝉時雨。

初夏ですねえ。

麓はまたまた暑くなりそうな日でしたが、山は登るにつれて高度以上にヒンヤリしてきました。

1800mから上はガスに包まれ、半袖で登っていると皮膚が冷たくなってきました。

その時すれ違った登山者に山頂の様子を聞けば、わりと抜けていてよかったとのこと。

丁度、甲斐駒ヶ岳の頭からヘソの辺りがガスっているようです。

ガスの中でも鮮やかに群生するイワカガミ。

足を止めてしまう。

今朝の気温は5度。

日乃出もきれいで山頂も最高だったようです。

が、またガスが、、、。

霧に包まれた森はとても魅力的ですが足元や周りに気を配って。

笹平から刃渡りの中間辺りの斜面で、大きな倒木が倒れきれずに隣の木にもたれかかっています。

近々処理する予定ですが、気付いたら一応気にして通過してくださいね。

いきなり倒れることはないでしょうが念のため。

最近はイヤホンをしている登山者も見かけますが、ちょっとした音で危険を察知して回避することが山では重要。

森の中の音も中々良いものです。

自身の呼吸と森の音を楽しみながら、幾らかの緊張感と共に歩いてもらえたらと思います。

あと、日帰りでも羽織るものは是非お持ちください。


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