この土日ではラッセル大会が繰り広げられてたようです。
小屋から上は時に腰以上のラッセルとなり、強い登山者によりトレースができました。
そのトレースの恩恵をうけて、割りと楽に穏やかな山頂を踏めたと、昨夜お泊まりだったパーティーが嬉しそうに仰ってました。
南岸低気圧の影響で昨夜から荒れ模様の甲斐駒ヶ岳。
小屋は東からの風をまともにうけて、今朝の小屋の前は30~100cmの吹き溜まり。
きれいに掻いた雪も元の木阿弥。
昨夜お泊まりのパーティーも登りはトレースに甘えることが出来たけど、下りは凄まじいラッセルとなったようです。
がんばれー!
この下りパーティのトレースもすでに消えたでしょう。
更に強くなった風は、先程掻いた雪も再び積もらせてくれます。ヤッケを羽織って外に出ても、ブリザードのような吹雪で前が見えず雪掻きは諦めました。
しばらくは小屋までの道も厳しいラッセルとなりそう。
近々登山を考えている方はわかんがあった方が良いかもです。
小屋の裏手の窓は雪で埋まり小屋のなかが暗くなってしまった。
風が収まってから、再び雪掻きだ。
本日3月11日、8年前の思いを。
静かにラジオを聴きながらすごそう。