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執筆者の写真kaikoma

3/31 春の雪となりました。


麓では桜の便りも届き始めましたが、七丈小屋周辺では昨日の夕方から今日の明け方まで雪となりました。今朝7時の気温は-7度。外へ出てみると久々にたっぷりの積雪となっていました…。日中はいったんやみましたが本日20時現在も、雪は降り続いています。

それでもは昨夜は比較的南寄りの西風だったため、小屋の周辺の吹き溜まりはそこまで酷くはならなかったのでホッとしました。これが北寄りの風だと、小屋の屋根を乗り越えてきた雪が登山道側へドッサリと積もってしまう為なかなか大変になります。風向きも大きなポイントです。3月も今日で終わりですが、この時期の雪こそまだまだ侮れません。

昨日お泊りいただいたお客様も、今朝山頂へ向かわれましたが九合目の手前までで引き返して来られました。この時期の新雪は湿り気も多く含んでいるため、ラッセルにもさらなる労力を費やします。下山時間も考慮し、無理のない判断をされたと思います。ぜひまたおいでいただきたいです!

下山後のお客様から、登山道の様子を写真でお送りいただきましたので紹介します。また一気に冬景色へと戻りました。

小屋の下の鎖&階段

核心の岩場にもまた雪が。足場をゆっくり確認して下りましょう。

上の写真は黒戸山トラバースのあたりです。

刀利天狗様も半分ほど埋まっています。

刃渡りの様子です。前日とはうって変わって雪景色に逆戻りです。

ご存知のように、登山での事故は必ずといっていいほど下山時に起きています。山頂は行程の半分。ゆとりをもった行動計画で、4月からも気を引き締めて春山登山を安全に楽しみましょう!

最後の写真は、北杜市を流れる大武川にかかる甲斐駒大橋から、本日の夕方撮影したものです。真ん中右寄りの一番奥の頂きが甲斐駒ヶ岳です。手前の山々もまた白くなりました。


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