朝の気温はマイナス5℃。
あっという間に4月も3分の1が過ぎている。
下界は桜が盛りを迎えているようだ。
布団の中にいても、屋根から滑り落ちる雪の音で、すでにある程度積もったことがわかった。
昨年の晩秋、落葉松の葉が落ちきるのを見計らって屋根のペンキを塗り直した。
お陰で積もる間もなく雪は落ちてくれる。
たまにアタマに雪崩れるのを注意すればこんな楽なことはない。
10時くらいにレインウェアを羽織って雪掻きにでた。
風の無いところで20cm くらいの積雪。
多少風が出てきた。
吹き溜まるところは膝くらいの雪になりそうだ。
再び15時過ぎにスコップを片手に外に出て雪掻きをする。
あれから10~15cmほど積もったか。
そろそろこの雪景色ともお別れと思えば、何となく寂しい。時に吹雪く中の雪掻きも、じっくり味わいたい気持ちになる。
雪はそろそろ弱まってきたけど風が強い。
今日は韮崎の方まで雪のようだ。
下界の雪は困ることが多いけど、ここではそろそろ貴重な雪だ。
今のうちに雪水をたくさん作っておこう。
雪が腐り始めたら汚れた水になる。
水道が出るにはまだまだ時間がかかる。
生活水を作れるのは今だけ。
ここではありがたい雪でもある。
でも、やっぱりあんまりたくさん降ってもらいたくないな。
疲れるし。
そこそこ、ソコソコで、お願いしたい。