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  • kaikoma

小屋から頂上までの登山道状況 (5/5時点)


大型のGW如何お過ごしでしょうか? 連休も終盤ですね。 こちら甲斐駒ヶ岳でも連休前半はお天気がパッとしませんでしたが、 後半は持ち直してくれました。 さて、皆さま気にされている小屋から上の登山道の状況ですが、昨日小屋番が山頂まで登りましたので、1日遅くなってしまいましたが状況お伝え致します。 ●七丈小屋〜8合目/御来迎場 まず雪の状況ですが、しっかりと残っております。 が、雪も溶け始めているのも事実で、樹林帯を越え8合目の御来迎場までの最後の登りはハイマツが出始めており、踏み抜きに注意です。 また、8合目から上は難所が続きますので、体力や時間、ご自身の装備や雪山経験に不安を感じましたら、ちらで進退の判断をされるのが良いかと思います。

●8合目〜二本劔 核心となる8合目〜二本劔間のルンゼの箇所ですが、下部は冬道の右回り(黄蓮谷側)で上部は夏道同様の左回り(赤石沢側)となります。 現状、しっかりと上記のようにトレースが付いておりますが、雪の状況により刻々と変化しますので、その時その時でしっかりと見極めながら登ってください。 特に下りは要注意です。慎重に下るようにして下さい。

●二本劔〜9合目/サメ岩 二本劔から9合目のサメ岩は気持ちの良い雪道が続きますが、こちらも万が一アイゼンを引っ掛けるなどして転倒してしまうと止まらない可能性もありますので、細心の注意が必要です。 また、二本劔の岩ですが現状冬道の右回りにトレースが付いておりますが、雪がほとんど溶けておりハイマツも出ているため結構危険に感じました。 夏道は二本劔の岩を左に巻くのですが、このまま雪溶けが進むのであれば、左回りの方が安全に登れるかと思います。その時その時の状況を見て判断して下さい。

●9合目〜頂上 頂上を眺めながら登ることのできる気持ちよい道が続きます。 難所は越えたものの、一部岩と雪、氷がミックスになっている嫌らしい箇所があります。 どうにか登ることができても、下山は結構怖いです。 頂上目前にの雪稜歩きの際は雪庇にもご注意を。 それにしても、頂上を目前にしながらの雪稜はは最高に気持ち良いです。

参考までに、、、 雪はしっかりと残っているので、まだ前爪のある本アイゼンが必要です。 ごく稀にチェーンスパイクや軽アイゼンで山頂を目指そうとする方もいらっしゃいますが、危険極まりないです。ましてや長靴なんてもっての外です。

朝一は凍っていてしっかりと前爪で蹴り込まないと不安な箇所があったり、下りは気温が上がって雪が腐り始めると全部の歯で雪を捉えなければなりません。 麓では暖かい日が続き夏目前かもしれませんが、上ではまだ雪山です。 しかも雪が溶け出すこの残雪期が一番危険な時期です。 この連休中にも2回ほど事故があり、いずれも大事には至りませんでしたがヘリが出動しました。 完全な夏山になるまでの期間に、頂上を目指される方は是非今一度装備の確認と適切な準備をお願い致します。 とは言え、天気が良ければこんな景色も望めます。

是非安全第一でお越しください。


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甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

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