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  • 執筆者の写真kaikoma

10/21登山道状況

七丈小屋からこんにちは。

現在のお天気は晴れ、気温は4.8℃(14:30)。


先週末は、想像以上の積雪量になってしまった甲斐駒ヶ岳です。

本日スタッフが入山したので、小屋までの登山道状況と、本日山頂まで登られたお客様より伺った積雪状況をお伝え致します。


今朝の麓から見上げた甲斐駒ヶ岳の様子です。

一気に冬の装いとなりました。

朝7時頃の登山口の気温は6℃。

尾白川渓谷はまだ紅葉していません。

登山道下部はまだ秋の里山の感じです。

ノコンギクや、

アキチョウジを横目に登って行きます。

笹の平分岐付近まで紅葉は下りて来ましたが、まだまだ緑が目立ちます。

登るにつれて黄色や赤の割合が増えてきます。

五合目付近から見上げる山頂方面。

五合目付近には雪はありません。

小屋周りには雪が残りますが、しばらくすれば溶けそうです。

小屋までは雪を踏まずに登れました。

ただし、今後のお天気次第で状況は変わりそうです。

小屋からは、雪化粧した鳳凰山がきれいにみられました。


小屋から上には行っていないのですが、山頂方面に登られたお客様のお話をまとめると、


*七丈小屋〜八合御来迎場上まで深い所は、膝上までの積雪。


*八合目上〜九合目辺りまでは、日当たりの良い場所の雪は溶けて岩が露出。


*九合目上の北斜面は雪が残って、気温の低い朝夕は凍結の恐れのあるコンディション。


小屋より上のに行かれる場合は、10本爪以上のアイゼン、ピッケルの冬山装備が必要な状況です。

雪のしっかりついた時よりも、難しい判断が問われる時期です。

決して無理はしないように楽しんで頂きたいと思います。



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