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  • 執筆者の写真kaikoma

2/1の日記

こんにちは!

今日のお天気は晴れ、気温は-1.6℃(8:00)。


今日は小屋番交代で下山して来ましたので、下山しながらの登山道の様子をお伝え致します。

小屋を出発したのは午前9時少し前。

今朝はここ数日吹いていた風も収まり、気温も上がって穏やかな陽気でした。

12本爪のアイゼンを装着して下山します。

小屋直下のトラバースは、除雪が間に合えば快適に歩けますが、降雪時や風の強い時は雪が吹き溜まって急斜面のトラバースとなります。

十分に気を付けて歩く必要があります。

五合目付近もしっかりと雪が降り積もりました。

黒戸山への分岐付近です。

この辺りは雪が多くなるとラッセルを強いられる場所ですが、現時点ではしっかりとトレースが付き、雪も締まってきていてとても歩き易い状態でした。

トレースをつけてくれた登山者様に感謝しながら歩きます。

刀利天狗様もこの時期らしい感じになりました。

刃渡りから望む鳳凰山と富士山。

開放感のある眺めが広がります。

富士山には、この後の天候悪化を示唆する傘雲が掛かっていました。

今日の夕方から明日にかけて、再び雨か降雪がありそうです。

刃渡りは開放感のある眺めが楽しめますが、危険箇所なので、足元に十分気を付けて歩くようにして下さいね。

雲に浮かぶ八ヶ岳連峰。

手前には日向山。

奥秩父の盟主、金峰山も良く見えました♪

八丁坂も上から下までしっかりと雪が積もっています。

笹の平分岐付近も雪を踏みます。

一合目の祠付近で雪が途切れて来ました。

しかしながら陽当たりの悪い北側斜面には、雪や凍結箇所が残ります。

不安を感じたら、面倒臭がらず滑り止めを使いましょう。

結局登山口近くまで雪は残っていました。

無事に尾白川渓谷に下山。

お疲れ様でした。


今日の時点では、小屋まで上がるのにはワカンやスノーシューは要らない感じでした。

しかしながら小屋より上へ行く場合は、依然としてワカン又はスノーシューがあった方が良いでしょう。

1/21を最後に、山頂に到達された登山者の方はいらっしゃいません。

山頂を目指す方は、十分な装備と冷静な判断で冬の甲斐駒を楽しんで頂きたいと思います。

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