top of page
執筆者の写真kaikoma

摩利支天と猪のお話


成人の日三連休初日の朝は、穏やかなスタートでした。朝7時の気温はマイナス7度。ここ数日ではだいぶ高めの印象です。おかげさまで明日13日は満室のご予約をいただいております。今夜からは雪の予報も出ていますので、十分な装備でお出かけいただきますようお願いいたします。 

さて、話題は変わりますが今年の干支、イノシシにまつわるお話をひとつご紹介します。甲斐駒ヶ岳のかたわらにひときわ目出つドーム状のピーク「摩利支天」は皆様にもおなじみの存在かと思います。 

摩利支天は、仏教の守護神であり、特に中世以降武士の間で信仰を集めたと伝えられています。麓から仰ぎ見るその山容の神々しさから、山岳信仰とも深い繋がりがあったのでははないかと考えられます。 その摩利支天、お顔は三面、そしてなんと猪に乗った姿であるともいわれています。その独特のお姿を、実は黒戸尾根登山道上の一体の石像から確認する事ができます。よーく見ると確かに、足元には猪の姿が。今年の干支でもある猪神様。この冬も皆様の安全登山を見守ってくださることと思います。 


閲覧数:1,826回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page