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  • 執筆者の写真kaikoma

3月11日の日記

新型ウイルスと花粉で騒がれている下界で数日過ごして一昨日入山。

麓北杜市に住む者としては、マスクとペーパー類が空っぽなくらいで、それほど変化を感じなかった里の時間。

特に用もないので家で過ごしていたからわからなかっただけかなあ?




それより入山時の気温がプラス7度とこの時期にしては高くて、半袖スタートの自分に少しビックリ。もう少し冬の気分を味わいたいなあ。


まったく昼寝日和だ。



登山道も前日に積もったらしい湿雪が笹平分岐辺りからチラホラ。

下山時はカリカリだった登山道も緩んだ凍結と雪のおかげで歩きやすかった。



時にドロドロの道はやはり不快。

降りでは尻餅つきたくない。



雪の多い黒戸山のトラバースも前土日でそこそこの登山者があったようでよく踏まれていた。



変わって昨日は昼前から雨。

お昼を回った頃から雨脚も強くなり、久しぶりに聞く雨音。多少の違和感とふーっと落ち着く気分を味わっていた。気温も夜までプラスの気温だった。

雨音は夜半まで聞こえていたけど、いつのまにか雪に変わったようで、小屋の前は5〜10cmほど積もっていた。



今朝の気温はマイナス4度。午前中は風も強く、降った雪が吹き溜りを作ってトレースを隠してしまったようだ。

昨夜泊まった登山者は山頂を目指したが九合まで行って引き返してきた。クラストした雪面に多少難渋したようで無理せず引き返したそうだ。



寒暖の差を顕著に感じる氷のひさし。


昼間は小屋付近でマイナス2度程度。風も弱まってきた。

今日は9年前を思いラジオを聴きながら静かに過ごす。


上がってきた登山者は程よい気温と硬くもなく腐ってもいない登山道を快適に登ってきたようだ。

今週末からまた気温が下がる予報だけど、その日の気温や天候によって目まぐるしく変わるイヤらしい時期になってきた。

なるべく早めの行動を。

そして下はポカポカ陽気でも、山の上はまだ冬。

しっかりとした装備で。



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